このブログはAI(現在は主に「ChatGPT」)を最大限駆使して生計を立てれるかチャレンジするブログです。
株式投資を実施するために必要な「財務諸表」についてシリーズ化してきました。
今回は「キャッシュフロー計算書」の見方について書いていきます。
これまでの貸借対照表、損益計算書については以下のリンクより参照できます。
まずはキャッシュフロー計算書の取得からChatGPTにて確認します。
質問した結果、キャッシュフロー計算書はこれまでの貸借対照表や損益計算書と同じように金融サイトや企業ホームページから取得することが一般的と回答がありました。
今回もサンプルとして「AEON」のキャッシュフロー計算書を取得して実施していきます。
キャッシュフロー計算書を取得したのは金融サイトの「バフェット・コード」からです。
それでは取得できましたので、キャッシュフロー計算書についてChatGPTに質問していきます。
- Q株式投資を行うにあたりキャッシュフロー計算書のどの点を確認するべきですか?
- A
- 総キャッシュフロー: まずは、企業の総キャッシュフローを確認します。これは、企業が特定の期間に実際に生成した現金の総額です。キャッシュフローは企業の健全性と持続可能性を評価するための重要な指標です。
- オペレーティングキャッシュフロー: オペレーティングキャッシュフローは、企業の日常業務から生じる現金の流入と流出を示します。この項目では、営業活動によって生み出されるキャッシュフローの動向を確認し、企業の業績を評価することができます。
- 投資キャッシュフロー: 投資キャッシュフローは、企業が設備や施設などへの投資に使用する現金の流れを示します。投資キャッシュフローを確認することで、企業の将来の成長や拡大計画に対する資金の使い方を把握することができます。
- 財務キャッシュフロー: 財務キャッシュフローは、企業の資金調達や財務活動に関連する現金の流れを示します。財務キャッシュフローを確認することで、企業が債務の返済や株主への配当などにどのように資金を使っているかを理解することができます。
キャッシュフロー計算書はこれまでの2つの財務諸表と比較しても情報が簡素的になっています。
全て数値がそのまま反映されているので計算などなく各項目を確認する形です。
キャッシュフローが黒字であればいいのか、それともマイナス値があると企業として問題があるのかChatGPTに確認してみます。
- Qキャッシュフロー計算書にてマイナスのキャッシュフローが存在する企業は健全ではないのでしょうか?
- A
マイナスのキャッシュフローが存在する企業は、必ずしも健全ではないとは言えません。キャッシュフロー計算書では、企業の現金の流れを把握するために、営業活動、投資活動、財務活動のキャッシュフローを示します。
マイナスのキャッシュフローが発生する理由はいくつか考えられます。例えば、投資活動においては、企業が設備や施設の購入、新規事業への投資などを行うために現金を支出することがあります。また、財務活動においては、債務返済や配当支払いなどがマイナスのキャッシュフローとして現れることもあります。
ただし、マイナスのキャッシュフローが継続的に発生している場合、経営上の問題がある可能性があります。キャッシュフローは企業の健全性や持続可能性を判断する指標の一つであり、現金の流れが持続的にマイナスである場合、企業が将来的に支払い義務を果たせなくなるリスクが高まることを示唆しています。
したがって、マイナスのキャッシュフローを持つ企業の場合、その理由や背景を詳しく分析する必要があります。財務諸表全体を総合的に評価し、企業の業績や財務状態、将来の見通しを考慮して判断することが重要です。
キャッシュフロー計算書上にマイナス値が存在するから企業として健全ではないとは判断できないことが理解できました。
キャッシュフロー計算書も損益計算書などと同じようにアーカイブからの継続的な数値の判断が必要になりそうです。
短期的なマイナスのキャッシュフローは原因さえ理解できていれば問題ないと回答から判断できます。
では逆の質問もしておいた方が良さそうです。
- Qキャッシュフロー計算書にてプラスのキャッシュフローのみであれば企業として健全と言えますか?
- A
キャッシュフロー計算書において、プラスのキャッシュフローが継続的に生み出されていることは、企業の健全性の一つの指標となり得ます。プラスのキャッシュフローは、企業が営業活動や投資活動から現金を受け入れていることを示しています。
ただし、プラスのキャッシュフローのみであるからといって、その企業が完全に健全であると結論付けることはできません。キャッシュフロー計算書は企業の現金の動きを示すものであり、他の財務諸表と組み合わせて総合的な分析が必要です。
企業の健全性を評価するためには、キャッシュフロー計算書だけでなく、利益計算書や貸借対照表などの財務諸表も考慮する必要があります。利益計算書は企業の収益性を示し、貸借対照表は企業の資産と負債の状況を示します。これらの情報を総合的に分析することで、より正確な判断が可能となります。
さらに、企業の業種や成長戦略、市場の状況なども考慮する必要があります。プラスのキャッシュフローが短期的にはあるが、将来の投資や成長に対する準備が不十分であったり、業界の競争力が低下している場合は、企業の健全性に懸念が残るかもしれません。
したがって、企業の健全性を判断するには、複数の要素を総合的に考慮する必要があります。プラスのキャッシュフローは重要な要素の一つですが、他の財務指標や状況も総合的に分析することが重要です。
当初ChatGPTからの提案は「財務諸表の読み方」を理解することでした。
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の3つについてそれぞれChatGPTに内容の確認、状態の良し悪しを確認しましたが、単体で判断するものではないと理解できました。
総合的な判断を求められるという以上、AI(現在はChatGPT)を活用してこれらを実現するにはインプットをしっかり行え、その上でアウトプットしてもらわないと適切な回答にはならないと判断できます。
財務諸表の3つについての確認は一旦これで終了とします。
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