このブログはAI(現在は主に「ChatGPT」)を最大限駆使して生計を立てれるかチャレンジするブログです。
ChatGPTより株式投資を理解するのであれば理解しておかなければならない事項として宿題をいくつかもらっていました。
以下のリンクはそのうちの「企業分析」と「業界動向の収集」についてChatGPTにて確認しました。
今回は「財務諸表の読み方」についてChatGPTを駆使して理解していきます。
宿題の一覧は上のリンク記事にて提案してもらったものになります。
- Q財務諸表について教えてください。
- A
- 貸借対照表(バランスシート): 貸借対照表は、特定の日付(通常は会計年度の終了時点)における会社の資産、負債、純資産を示します。資産は会社が所有するもの(現金、債権、不動産など)であり、負債は会社が負っている債務(借金、未払いの給与、税金など)です。純資産は資産から負債を差し引いたもので、会社の純資産またはオーナーズ・エクイティとも呼ばれます。
- 損益計算書(利益計算書): 損益計算書は、特定の期間(通常は会計年度)における会社の収入、費用、利益を示します。収入は会社がビジネス活動から得た売上高や利息収入などであり、費用は会社が事業を運営するために支払った経費や費用(原材料費、人件費、広告費など)です。利益は収入から費用を差し引いたもので、会社の純利益または純損失とも呼ばれます。
- キャッシュフロー計算書: キャッシュフロー計算書は、特定の期間における会社の現金の入出金を示します。キャッシュフロー計算書は、営業活動、投資活動、財務活動の3つのセクションに分けられます。営業活動のセクションでは、営業活動からの現金の流れが表示されます。投資活動のセクションでは、会社が資産を購入または売却したときの現金の流れが示されます。財務活動のセクションでは、会社が株式を発行したり、借入金を返済したりする際の現金の流れが表示されます。
財務諸表には3つあり、それぞれについて確認していきます。
まずはサンプルとして貸借対照表を取得します。
ChatGPTからおすすめしてもらった方法は前回の記事で提案してもらった金融サイトなどが挙げられました。
その他にもこのようなサイトからも取得することをおすすめしてもらいました。
それでは貸借対照表のサンプルを取得します。
Googleファイナンスページにて人気の銘柄に「AEON」がありましたので、そちらを参考にしたいと思います。(2023年6月13日)
GoogleファイナンスページからはAEONホームページへリンクできますので、そちらから財務諸表の確認ページへ遷移することで貸借対照表を取得することができました。
それではサンプルを取得できましたので「貸借対照表」についてChatGPTに質問していきたいと思います。
- Q貸借対照表の読み方をレクチャーしてください。
- A
貸借対照表は、会社の特定の日付(通常は決算日)における会社の資産、負債、純資産の状態を示します。この表は、左側に資産(Assets)と呼ばれるものを表示し、右側に負債(Liabilities)と純資産(Equity)を表示します。
資産(Assets)は、会社が所有する物、現金、債権、在庫、不動産などの総額を表します。資産は通常、流動資産(Current Assets)と固定資産(Fixed Assets)に分けられます。流動資産は、現金、短期投資、債権などのように比較的短期間で現金化できる資産を指します。固定資産は、土地、建物、機械装置などのように長期間所有される資産を指します。
負債(Liabilities)は、会社が持っている債務の総額を表します。負債には、流動負債(Current Liabilities)と固定負債(Long-term Liabilities)が含まれます。流動負債は、短期間で支払わなければならない債務(給与、未払い経費など)を指します。固定負債は、長期間にわたって支払われる債務(長期借入金など)を指します。
純資産(Equity)は、会社の純利益や株主への配当を考慮して、会社の所有者の権益を示します。純資産は、株主資本、利益剰余金、利益準備金などの要素で構成される場合があります。
貸借対照表は、資産の総額が負債と純資産の総額と一致するようにバランスが取られていることが特徴です。つまり、次の式が成り立ちます:資産 = 負債 + 純資産
貸借対照表は、会社の健全性や財務状態を評価するための重要な指標となります。負債の比率や純資産の推移を分析することで、会社の経済的な状況や成長の可能性を把握することができます。
以上が貸借対照表の基本的な読み方です。会社の財務状況を把握するためには、貸借対照表を他の財務諸表や経営分析と組み合わせて総合的に評価することが重要です。
上記のアドバイスから単純な計算式で表すと「資産 = 負債 + 純資産」という形式になるかと思います。
しかしこれだけでよければ誰も苦労しないわけでして、他の要素についても質問してみます。
特に気になる文言に「負債の比率」と「純資産の推移」が挙げられてます。
この2点についてChatGPTに確認していきます。
- Q貸借対照表にて負債の比率はどの程度が健全といえますか?
- A
一般的に、負債の比率が健全かどうかは、業種や企業の特性によって異なります。一般的な指標としては、負債比率(Debt Ratio)や自己資本比率(Equity Ratio)などがあります。
負債比率は、企業の総負債を総資産で割ったもので、負債の割合を示します。一般的には、負債比率が低いほど健全とされますが、業種や企業の状況によっては、適切な負債水準が存在する場合もあります。
自己資本比率は、企業の純資産を総資産で割ったもので、企業の純資産に占める自己資本の割合を示します。一般的には、自己資本比率が高いほど健全とされます。
ここで注目するべき比率は2つあることが理解できます。
「負債比率(Debt Ratio)」と「自己資本比率(Equity Ratio)」です。
まず負債比率は次の計算式で求めることができることが理解できます。
総負債 / 総資産 = 負債比率
負債比率が低いほど一般的に財務状況が健全であると理解できました。
次に自己資本比率は次の計算式で求めることができます。
純資産 / 総資産 = 自己資本比率
自己資本比率が高いほど財務状況が健全であると理解できました。
では次に「純資産の推移」についてChatGPTに質問していきましょう。
- Q貸借対照表にて純資産の推移を確認するにはどうすれば良いでしょうか?
- A
- AEONの貸借対照表を入手します。AEONの公式ウェブサイトや財務報告書、証券取引所の公開情報などから入手することができます。
- 貸借対照表の純資産(Equity)の項目を探します。通常、純資産は「純資産」「株主資本」「オーナーズ・エクイティ(Owners’ Equity)」などと表記されます。
- 貸借対照表の純資産の項目を年度ごとに比較します。貸借対照表は通常、直近の年度と前の年度の比較表として提供されています。各年度の純資産の金額を確認し、推移を把握します。
- 純資産の金額を比較する際には、同じ基準での比較が必要です。つまり、通貨単位や会計基準が同じであることを確認しましょう。また、会社が適用している会計基準(例:日本基準、国際会計基準)によって表示される項目や情報の違いにも注意が必要です。
- 純資産の推移を分析します。純資産が増加している場合、会社の資本が強化されていることを示す可能性があります。一方、純資産が減少している場合は、赤字経営や資本の減少が発生している可能性があります。
純資産の推移は「推移」ですので数年単位の純資産の項目を比較する必要があります。
AEONの場合ですとホームページより過去の貸借対照表をCSVにてダウンロードして確認することができました。
この純資産の推移を確認し、右肩上がりなのか右肩下がりなのか確認することが重要ということがわかりました。
つまり貸借対照表で確認すべき項目を整理すると以下の点が必要であることが理解できました。
- 資産の総額が負債と純資産の総額(純資産 – 負債 = 資産)
- 負債比率と自己資産比率
- 純資産の推移
財務諸表について全て確認しようと思いましたが、貸借対照表のみでこれほどの内容となりましたので、残り2点(損益計算書、キャッシュフロー計算書)は別記事にて確認してきます。
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