
今回はPHPに関するエラー対策について。
PHPファイルを編集したにも関わらず編集通りにウェブブラウザで表示されない。
もしかしたらPHPファイルの編集が誤っているのか?
と考えファイルを更新するも。
都度PHPファイルをFTPでやり取りするのが面倒だ。
そんな面倒なPHPファイルが正しく動作せずにエラーになる問題の解決策について。
PHPの変更をブラウザ上で正しく表示させる手順を書いてみた。
シチュエーションとしては、レンタルサーバー上に格納したPHPファイルを実行するもエラー画面になり正しく表示されない時の解決策だ。
そんなエラー時にこの記事は役立つだろう。
PHPファイルをサーバー上で表示させる
今回、わたしはログイン画面を作成するためにPHPファイル(login.php)を作成した。
そしていざブラウザでログイン画面を表示させようとした。
ところがPHPファイルをレンタルサーバーに格納したが正しく表示されなかった。
そんな場面でもイライラしないことが紳士の基準だ。
ここは紳士度が試されるのだろう。
ログイン画面のPHPファイルはサイトトップディレクトリに設置した。
トップディレクトリとはサイトのドメインを入力した時に表示されるページのディレクトリである。
一般的には「index.html」が格納されているディレクトリだと思ってもらえれば良い。
サーバーの環境によって違うが「httpdocs」直下に該当のファイルを格納した。
もしくは「httpsdocs」の場合もある。
これにより「ドメイン/login.php」とアドレスを指定することでログイン画面が開かれる想定だ。
作成したファイルをレンタルサーバー上へ格納し、アドレスをベタ打ちして表示させてみた。
ところが、このような画面が表示されるのである。
この画面のエラーの意味はそのままだが、PHPファイルが正しく動いてないとのこと。
そんなの見ればわかるだろ。
だが、何が悪いかわからないから困っているのだ。
このシチュエーションを解決した方法を今回紹介することにする。
※ログイン画面でなくともPHPファイルをブラウザで実行したい人は見る価値があるんじゃないかと。
PHPファイルをブラウザ上で表示させる手順
PHPをブラウザで表示させる作業。
この対策をするには2つやるべきことがある。
やるべき2つの手順とはこれだ。
- 「.htaccess」ファイルの編集
- 「PHP」ファイル(今回はlogin.php)の動作検証
順を追って書いていこう。
「.htaccess」ファイルの設定手順
手順の1つ目である「.htaccess」ファイルの編集だけでも十分かも知れない。
じゃ、「.htaccess」ファイルに何を書けばいいのか?
AddHandler application/x-httpd-php .php .html
この2行を追加してやろう。
作業としてはこれだけ。
ただサクラサーバーではこの記述だけではダメだ。
サクラサーバーをレンタルしているのなら、この記述になる。
AddHandler myphp-script .php .html
わたしはレンタルサーバーをドメインキングから借用していたので必要なかったのだが。
PHPファイルの動作検証手順
「.htaccess」ファイルを設定したがまだブラウザで表示されない。
こんな場合にこの手順が有効的だ。
この手順はPHPファイル自体が正しく記述できていないパターンを検出する狙いである。
わたしも当初ブラウザに正しく表示させることができなかった。
そこでPHPファイルに以下の記述を行った。
error_reporting(E_ALL);
記述する場所は「<?PHP」のすぐ次の行に挿入すれば良い。
このコードを挿入することでPHPファイルの動作エラーログを表示させてくれるのだ。
これでPHPファイル自体に問題があることが発覚した。
該当の行まで丁寧にログに出力してくれるので修正するのは簡単だ。
この場合4行目に書かれているコードがおかしいと言っている。
早速修正してみた。
//
そう、コメントアウトすればいいだけの話。
これで無事にPHPファイルをブラウザ上で表示させることができたのである。
コメントアウトで対応できない場合は、多少時間がかかるかも知れない。
ただ修正場所がわかっていれば何も怖いものはないのだ。
今日も良い1日を。
初めまして学生でエンジニアを目指している者です。
HTACCESSファイルを修正しようとファイルを開こうと思ったのですが開けるファイルがありませんとエラー表示が出てしまいました。
よろしければ対策法を教えてください。