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【完全網羅】ロリポップからXServerへサーバ引っ越し手順!

投稿日:2018年9月16日 更新日:

ロリポップサーバーからエックスサーバーへ移行

先日別のサイトでレンタルサーバーを引っ越した。

その時の作業メモを残す意味で書いておこう。

レンタルサーバーの引越しとはロリポップサーバーからエックスサーバーへウェブサイトを移行した。

ロリポップサーバーを長らく使っていたのだが、ウェブサイトへのアクセスが増えたためエックスサーバーへ切り替えることにした。

これまでフリーランスのお仕事でクライアントのサーバー切り替えは実施したことがあったが、自身のサイトのレンタルサーバーを引っ越した事はなかったので今回が初めてだ。

想像より遥かに簡単だったので、この手順は共有したい。

是非ともエックスサーバーへ移動しようと考えている人の参考になればと。

エックスサーバーへ移行する意味

まずウェブサイトの引越し作業を今回したわけだが、レンタルサーバーの引越し作業はするべきかどうかについてまず結論を書きたい。

結論からすれば圧倒的に引越しに賛成する。

地震でサイトへアクセスするだけでスペックの違いを感じずにはいられない。

ロリポップサーバーは確かに安価なレンタルサーバーだ。

最小金額は月に100円である。

小学生でもできるをテーマに提供してくれているので何も文句はない。

ただアクセスが集まり始めるとロリポップサーバーでは限界を感じ出す。

特にスピード計測ツールで測定すると一目瞭然である。

サイトの表示スピードチェックツールはこの5つで十分!

サイトの表示スピードが遅すぎるのはウェブ運営者としては致命傷なのだ。

ウェブページ表示速度の重要性!サイト閲覧スピード心理学!

サイト表示スピードについては別の記事で語っているので参考にされたし。

サイトスピードの根本的な問題を解決すべくレンタルサーバーの変更を行った。

ロリポップからエックスサーバーへ移行する注意点

ここからは具体的な以降作業を記述する。

作業を行ったレンタルサーバーのデーター移行作業は次の6つのステップだ。

  • サイトの状態を整理
  • ロリポップ(元)からファイルのダウンロード
  • ロリポップ(元)からデーターベースのエクスポート
  • エックスサーバー(新)へデーターベースのインポート
  • 設定ファイルの編集
  • エックスサーバー(新)へファイルのアップロード

このステップに沿って書いていこう。

サイトの状態を整理

まずはサイトの状態を整理することから始める。

整理とはサイトをクリアーな状態にしておくという意味だ。

この調整をしっかりしておかなければ後々面倒になる可能性がある。

調整作業は大きく分けて2つある。

プラグインからキャッシュ系を削除する

初めにやっておかなければならないのはキャッシュ系のプラグインの削除だ。

プラグイン一覧からキャッシュ系のプラグインを削除する。

キャッシュ情報を掴んだまま移行すると情報に排他がかかる。

そのため、キャッシュ系のプラグインが入ってると移行後にエラーが発生する可能性が高い。

従ってデータ移行前にキャッシュ情報をクリアしておく必要がある。

具体的にこれらがキャッシュ系プラグインである。

(WP Super Cache、Simple Cache、WP Fastest Cache)

これらのプラグインを「停止」させて「削除」と言う流れでプラグインを削除すれば整理完了。

PHPのバージョンを最新に(Xサーバーと合わせる)

もう1つの整理作業とはPHPのバージョンを移行先と合わせておくこと。

PHPのバージョンが以降元(ロリポップ)と移行先(エックスサーバー)で違うのは禁じ手。

そこでPHPのバージョンを移行先(エックスサーバー)に合わせる。

ここでは以降元のロリポップ側で作業する。

ロリポップサイトへアクセスし「ロリポップユーザー専用ページ」→「サーバーの管理・設定」→「PHP設定」を選択。

PHPを最新にする。

これで2つ目の整理完了。

ロリポップ(元)からファイルのダウンロード

整理作業が完了したのでここからは移行作業を行う。

まずはロリポップの物理ファイル(wp〜など)をローカルにダウンロードする必要がある。

サーバーへ接続するにはFTPツールを使用する。

FTPツールについてはこちらを参照されたし。

【オススメのFTPツール】FTPの仕組みを徹底解説!

わたしはMacbookで作業したので「FileZilla」というFTPツールを使用した。

では具体的な手順を示す。

ロリポップサイトへアクセスし「ロリポップユーザー専用ページ」→「ユーザー設定」→「アカウント情報」を選択。

アカウント情報にある次の情報をそれぞれ「FileZilla」へ入力。

  • FTPSサーバー:ホスト
  • FTP・WebDEVアカウント:ユーザー名
  • FTP・WebDEVパスワード:パスワード

情報を入力し「FileZilla」よりロリポップサーバーへ接続する。

接続完了後にドメイン名配下の物理フォルダフォルダ(wp〜など)を全てダウンロードする。

ルートディレクトリ(トップのディレクトリ)にWordpressをインストールしている場合は、全て選択してダウンロードすれば良い。

全選択はMacBookの場合「Command + A」。

Windowsの場合は「Cntr + A」。

ショートカットキーについてはこちらを参考にされたし。

【完全網羅】フリーランスが勧めるショートカットキーWindows版!

ファイルを全選択後、サーバーからローカルへドラッグドロップでダウンロードする。

ローカルにサーバーファイルをダウンロードする時の注意点

ダウンロード先に「新しいフォルダ」を作っておくことがポイントになる。

データ移行でダウンロードするファイル量は非常に多い。

従って、ローカルにダウンロードすると既存のファイルと混同しかねないのだ。

そこでデータ以降用に新しくフォルダを作成し、その中に丸ごとダウンロードすることでファイルの混同を防ぐことが可能になる。

フォルダ名は「バックアップ」や「backup」などにするとわかりやすい。

またファイルのダウンロードには時間がかかるのでネットワーク環境がしっかりした場所で、長時間使用可能な時に実施することだ。

以降元からデーターベースのエクスポート

次にデーターベースからデータのエクスポートを行う。

難しそうに感じるが、こちらの方が簡単だった。

作業としては簡単なのだが、相手がデーターベースなので作業は慎重に。

ロリポップサイトへアクセスし「ロリポップユーザー専用ページ」→「サーバーの管理・設定」→「データーベース」を選択。

データーベースのアクセス情報を入力して接続する。

データーベースのアクセス情報

データーベースのアクセス情報がわからない場合は次のファイルを参照する。

再度FTPツールでサーバーへ接続する。

ドメイン配下ディレクトリの「wp-config.php」のファイルを参照する。

「wp-config.php」のログイン情報。

/** WordPress のデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘**********’);

/** MySQL のユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘**********’);

/** MySQL のパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘**********’);

(**********)が今回必要な情報になる。

データーベースへのアクセス情報を取得後に「phpMyAdminを開く」を選択してデーターベースと接続完了。

ロリポップでは「データベース名(**********)」と「information_schema」の2種類のデーターベースが用意されている。

エクスポート対象は「データベース名(**********)」側になる。

データーベースを選択するとテーブルが表示される。

テーブル一覧上部に「エクスポート」とあるので選択。

手順は「エクスポート方法」は「詳細」を選択。

テーブルを全選択する。(デフォルトで全選択されている)

注意点は「生成オプション」を変更する。

「DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT コマンドを追加する」にチェックを入れる必要がある。

その他の設定はデフォルトのまま。

最後に「実行」するとローカルフォルダにデーターベースをエクスポートしたファイルが生成される。

時間はそこまでかからなかった。(30秒ほど)

移行先へデーターベースのインポート

ここからはエックスサーバー側での作業手順。

エックスサーバーに既にWordpressがインストールされた状態が前提

エックスサーバー側の手順はこれまでロリポップ側で行った手順の逆をすれば良い。

まずはデーターベースのインポートから。

エックスサーバーの「サーバーパネル」へログインし「データーベース」→「phpmyadmin(MySQL5.7)」を選択。

ロリポップと同じく「データベース名(**********)」と「information_schema」がある。

「データベース名(**********)」を選択します。

テーブル一覧上部に「インポート」があるので選択する。

先ほどのデーターベースファイルを選択し、インポートする。

「成功しました」と表示される。

作業終了。

MacBook作業の注意点

次にやる作業は物理ファイルのアップロードなのだが、先に対応しなければならない作業があったのでそれを書いておく。

なおWindowsで作業すると発生しないのでMacbook特有の注意点である。

Windowsユーザーはこの項目は飛ばすべし。

では、注意点について。

Macbook標準設定では「.」から始まるファイルを編集できない。

データー以降作業では「.htaccess」を編集する必要がある。

しかし、標準設定のままではファインダー(Finder)に「.」で始まるファイルが表示されないのだ。

対応手順、まずターミナルを開く。

次のコマンドを入力するだけ。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles true
killall Finder

コマンド後はファインダー(Finder)に「.」から始まるファイルが見えるようになる。

知らなかったがMacbookにはたくさんの「.」から始まるファイルが存在していた。

「.」のファイルは重要そうななので触らぬ神に祟りなしである。

目的の「.htaccess」だけ編集すれば良い。

(ファイルの編集手順を次の項目で書いてあるので先に実行する)

編集が終わったら元の設定に戻す。

「.」ファイルの非表示コマンドを実行する。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles false
killall Finder

以上。

ターミナルのディレクトリは関係なくどこからでもコマンド実行可能。

設定ファイルの編集

次にファイルの編集だ。

エックスサーバーにファイルをアップロードする前に編集する必要があるファイルがある。

  • .htaccess
  • wp-config.php

の2つ。

わたしは「wp-config.php」だけ編集すればよかったが、情報共有のため「.htaccess」の編集も書いておく。

「.htaccess」ファイルの編集

「.htaccess」ファイルは重要な設定ファイルなので編集する前にバックアップを取っておこう。

作業自体は難しくなく「.htaccess」ファイルからロリポップの情報を削除する。

「.htaccess」ファイルに「# BEGIN Lolipop」という記述があればその部分を削除する。

削除対象は「# BEGIN Lolipop」から「# END Lolipop」まで。

「.htaccess」の編集はこれで終わり。

「wp-config.php」ファイルの編集

次に「wp-config.php」ファイルの編集だ。

こちらは必ず編集する必要がある。

また「.htaccess」同様、重要な設定ファイルなので編集する前にバックアップする。

「wp-config.php」ファイルで編集するのはデーターベースの接続情報である。

————- ここから ————-

/** WordPress のデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘**********’);

/** MySQL のユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘**********’);

/** MySQL のパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘**********’);

/** MySQL のホスト名 (ほとんどの場合変更する必要はありません。) */
define(‘DB_HOST’, ‘**********.**********’);

/** データベーステーブルのキャラクターセット (ほとんどの場合変更する必要はありません。) */
define(‘DB_CHARSET’, ‘utf8’);

————- ここまで ————-

5つデーターベース接続情報をロリポップからエックスサーバーの情報へ書き換える。

ファイルを編集する場合はプログラミングエディタがオススメだ。

普通のテキスト(Windowsのノートパッドなど)では行数やタグがわかりづらい。

そこで使えるのが「DreamWaver」や「Subline Text」などのプログラミングエディタ。

プログラミングエディタは行数やタグが表示されるのでわかりやすい。

わたしは常にプログラミングエディタを使用している。

プログラミングエディタはわりかしオススメである。

移行先へファイルのアップロード

これで最後のステップだ。

エックスサーバーへファイルをアップロードする。

ファイルのアップロードはFTPツール「FileZilla」で対応した。

エックスサーバーのFTPサーバー情報、ユーザー名、パスワードを入力して接続する。

エックスサーバーの接続情報は情報通知(メール)を参照すべし。

「FileZilla」でエックスサーバーへ接続しルートドメインへ。

デフォルトでWordpressは「public_html」フォルダにインストールされる。

「publick_html」配下へ物理ファイルをアップロードすれば良い。

ファイルのアップロード作業もダウンロードと同じく、もしくはそれ以上に時間がかかるので時間の余裕がある時に実施すること。

Mac OSのHostsファイルの場所と編集方法

これで移行作業は完了した。

だが、果たして正しくウェブサイトは表示されるだろうか。

もしエックスサーバーで正しく表示されなければこれまでの苦難が水の泡だ。

そこでエックスサーバー上でウェブサイトが正しく表示されるかどうか仮テストを行う。

この時点でロリポップとエックスサーバーの両方に同じサイトが存在している。

DNSサーバーを切り替えない限りURLはロリポップサーバーのウェブサイトを閲覧する状態になっているのだ。

そこでDNSサーバーを切り替える前にエックスサーバー上のウェブサイトが正しく表示されるか検証する手順である。

まずエックスサーバーにログインして「サーバーパネル」→「アカウント」→「サーバー情報」を選択。

エックスサーバーのIPアドレスを取得する。

(エディタなどにIPアドレスをコピーする)

それからMacbookのHostsファイルを書き換える。

まず「ターミナル」を起動して「cd(チェンジディレクトリ)」を使用して以下のディレクトリへ移動する。

ターミナルを起動すると初期位置はログインユーザーのディレクトリになってるので「cd ..」(上位のディレクトリへ移動)のコマンドを2回入力する。

もしくは「cd /」で最上位ディレクトリへ移動できる。

最上位ディレクトリから「cd private/etc」と移動し、Hostsファイルのディレクトリへ。

次にHostsファイルを編集する。

「sudo vi hosts」でHostsファイルを編集する。

編集モードは「i」を押すと下にInsertで可能に。

Hostsファイルの最下部を次のように編集する。

***.***.***.***(エックスサーバーのIPアドレス) **********(ドメイン名)

例:192.168.1.1 sample.com

入力が完了したら「esc」ボタンを押して「:wq」と入力し、保存する。

編集確認は「vi hosts」と入力すると、参照モードでファイルを確認できる。

編集できていれば完了。

hostsを書き換えたパソコンからサイトにアクセスするとエックスサーバー上のウェブサイトが閲覧できる。

事前にウェブサイトに問題がないか確認して作業終了。

hostsファイルを編集するかは任意だが、わたしは編集して元に戻しておいた。

DNSサーバーを切り替える

これが最後の作業になる。

DNSサーバーを切り替える。

WordPress初期導入時に行った作業と同じことをする。

わたしはドメインを「お名前.com」で取得しているのでそこのDNSサーバーを切り替える。

まずエックスサーバーにログインして「サーバーパネル」→「アカウント」→「サーバー情報」を選択。

下に書かれているネームサーバー情報をコピーする。

(最低でもネームサーバー1と2は必要)

その情報を「お名前.com」のDNSサーバーへ反映させる。

「お名前.com」にログインし「ドメイン設定」→「ネームサーバー設定」→「ネームサーバー変更」を選択。

「ドメイン名」を選択し「他のネームサーバーを利用」タブを選択。

DNSサーバー一覧から「プライマリネームサーバー」と「セカンダリネームサーバー」へエックスサーバーの情報を設定する。

「お名前.com」の設定は反映まで数時間かかるのでしばらく待つ。

以上が作業の全て。

任務完了。

正直、ロリポップもエックスサーバーもそんなにパフォーマンスに違うはないだろうと思っていた。

ところが、本当に違っていて驚いた。

わたし自身、ウェブサイトのメンテナンスでダッシュボードへアクセスするのだが、それだけで違いを十分体感できる。

エックスサーバーのコスパが良いと言われるのはこの事だったのか。



今日も良い1日を。

      

-DB

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現役ITエンジニアフリーランス。得意分野はphp、Java、Javascript、VB.net、VBA。仕事についてはDMで。このブログではウェブかプログラミング、ガンダムについて徒然なるままに。

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