
わたしたちの時代は情報社会に突入している。
すでに物質は溢れかえり、めでたくも人類は飢餓を克服したステージになったわけだ。
しかし人間の欲望は尽きない。
次に人類が求めるのは「より良い環境」となったのだ。
そのより良い環境を最も実現させてくれているのがIT分野であるのは明白。
今、この記事を読めるのもインターネットというIT技術の進歩によって実現されている。
そこでわたしはこれからを生きていく人間として伝えていきたいことがある。
今回は「ITリテラシー」の重要性について述べていこう。
ITリテラシーが格差を生んでいる
みんな本当は気づいている事実。
ITリテラシーによる格差社会の形成。
今回は精神的に少し苦痛かもしれないが、これからを生きるためにも覚えておきたい事実を書いていこうと思う。
まずはこちらのデータを見てほしい。
このデータによるとシステムエンジニアは薬剤師よりも年収が高い。
またランキング53位となんとも言えないランクインだが、200ある職種のうち53位である。
つまり中の上くらいのポジションではある。
またITリテラシーと聞くとシステムエンジニアを連想するだろうが、わたしが言うITリテラシーとはシステムエンジニアに限った話ではない。
むしろ、職業でスペシャリストになる必要性はなく、生活全般的にITリテラシーが高いことが人生にとって大きな優位性をもたらすことを今回は主張したい。
なぜならITリテラシーが高いか低いかで全く人生の過ごし方が全く変わってくるからだ。
このITリテラシーとは具体的に何を指しているのか。
情報の検索能力であったり、情報の信憑生を正しく判断できたりする力のことだ。
これらの能力は自転車と同じで、初めから上手くいくものでもない。
もちろんセンスの差はあるが、鍛えればしっかり誰でも身につけれる能力なのである。
ITリテラシーが低いとこれからどうなるのか?
ではITリテラシーが低いとこれからの人生どうなるのか考えてみて欲しい。
これは具体例を出した方がわかりやすいだろう。
例えば新しくパソコンを購入しようと思った場合。
ITリテラシーがあるかないかで結果が全く異なってくる。
まずITリテラシーがないとされる場合。
新聞広告に挟まっているチラシを見て、激安と言われるコンピューターを見つける。
そのまま家電量販店などに行って店頭に並ぶパソコンを比較。
店員のオススメなどを聞き「今はこれが流行っているんです」や「お買い得です」などの言葉に反応し購入。
コンピューターのスペックなどは考慮せずに価格だけで判断する場合が多い。
ではITリテラシーが高いとどうなるだろう。
まず情報媒体が新聞広告からスタートしない。
ネットでパソコンの情報を検索することが最初のステップだ。
この様にすぐに求めているカテゴリー商品が無数に表示される。
すぐに表示されるだけでなくITリテラシーを駆使することでその検索範囲が圧倒的に違うことに留意されたし。
仮に家電量販店を巡るという行動範囲とGoogleで「パソコン」とキーワード検索する範囲がどれくらい違うだろうか。
ハッキリと計算できないレベルで範囲が違う。
インターネットとは地球の裏側の情報も瞬時に取得できるのだから当たり前だ。
その圧倒的な選択肢の中から選べるのである。
便利とわかっていても変えられないリテラシー
ところが、人は便利だとわかっていながらも馴染むまでに時間がかかる。
これはなぜだろう。
人には潜在的に変化を恐る性質があるのだ。
従って、デジタル世代でない限りインターネットで買い物をすることは実に奇妙に感じてしまうのだ。
流石に最近は改善されてきただろうが、田舎ではまだインターネットは怪しいと一点張りの人も珍しくない。
これは昔のテレフォンショッピング時代から進歩できていない証拠である。
時代の変化に人間の習慣が追いついていないのだ。
つまりわたしはITリテラシーという新しい分野を学ぶ必要があると考えている。
つまりITリテラシーという学問である。
幸いにもITリテラシーは学校で学ぶ必要はなく、実践から学べるものである。
それも娯楽からである。
例えばインターネットサーフィンをするだけでもITリテラシーは高くなる。
求める情報にどの様にリーチできるか自然に学べるからだ。
まずは自分の好きな情報を高精度に検索できる能力を鍛えると今後の人生がより良くなるだろう。
どうすればクリティカルにITリテラシーを高めることができるか?
ただそうは言っても世の中には情報弱者と呼ばれる人たちがわんさかいる。
この事実はなぜだろう。
それは情報の性質が非常に早いスピードで変化するからだ。
そしてその情報の性質を変化させているのがIT企業だったりITクリエイターだったりするわけで。
そうなってくると彼らの思考や職業についても知っておいたほうがよりクリティカルなITリテラシーを学ぶことができるのだ。
わたしがオススメする方法はオンラインでのITリテラシー強化から始めること。
例えばこちらのCodeCampなどはオンラインでITプログラミングを学習することができる。
バナーにはアプリと紹介されているが、その他にもWeb制作コースなど幅広い。
もしくはプログラミングに限らずにITリテラシーを学ぶ方法もある。
Udemyはプログラミングや資格取得、英語など幅広く学べるオンラインアカデミーだ。
なぜオンライン学習を勧めるのか?
そこにはちゃんとした理由がある。
ITリテラシーを高めるにはオンラインに抵抗をなくす必要があるのだ。
それにもしオンライン学習で興味が出てきたらオフラインでその分野を深く学習すれば良いと考えている。
まずはオンラインに対しての敷居を下げることが大事なのだ。
わたしも昔はTwitterやFacebookなどSNSが非常に苦手な人間だった。
今もほとんどSNSをやらないが、以前の様な抵抗はなくなった。
そこから見つかる出会いがあったりしてもいいのに。
とぼやいてみただけである。
今日も良い1日を。