
2018年9月21日、iPhoneの新型機「iPhoneXs」が日本で発売された。
先行予約は9月14日から開始されており、ちょうど一週間後の21日の発売だ。
毎年発売される新型機を買う人集りは恒例のイベントだ。
iPhoneが日本へ上陸してから11年がたつ今年。
せっかくなのでiPhoneの新型機の発売に合わせて、その移り変わりを画面のサイズから辿ってみる事にしよう。
「iPhoneXs」の規格から把握する
まずは今回発売された「iPhoneXs」の規格がどの様なものか共有しよう。
細かいことは公式ホームページでも見てくれたまえ。
ここでは新型の「iPhoneXs」の画面についてのみ紹介する。
画面は確かに大きい。
そのサイズは公式で発表されている。
商品名 | iPhoneXs Max | iPhoneXs |
画面サイズ(インチ) | 6.5 | 5.8 |
画面解像度(ピクセル) | 2,688×1,242 | 2,436×1,125 |
画像解像度(ppi) | 458 | 458 |
確かにハイスペックな画面になっている。
「iPhoneXs Max」という規格であれば「iPhone8」と比べてみると1.5倍ほどの大きさがある。
発売前から「大画面で」を謳い文句にしただけのことはある。
新型の性能とやら確かに見せて頂いた。
では「iPhone」がどれくらい進化し続けているのか「iPhoneXs Max」の数値を基準に遡ってみよう。
iPhoneの画面サイズを比較「iPhone3G」シリーズ
最初に日本へ上陸した「iPhone」から最新の「iPhoneXs」までの軌跡を画面のサイズから覗いてみる。
誰が画面のサイズで「iPhone」の歴史を模るだろう。
もしかしたら意外に需要があるかもしれないこの切り口にわたし自身楽しみにしている。
それではまず初上陸の「Iphone 3G」の画面サイズから見てみよう。
「iPhone 3G」なぞ、もはや化石である。
と言いたいがもし現物が手に入るならわたしは欲しい・・・かもしれない。
当時最新鋭だったスペックをここに残す。
商品名 | iPhone 3G | iPhone 3GS |
画面サイズ(インチ) | 3.5 | 3.565 |
画面解像度(ピクセル) | 320×480 | 320×480 |
画像解像度(ppi) | 163 | 163 |
「iPhone3GS」の方が僅かならが大きい。
既にお気づきかと思うが、「iPhoneXs Max」と比べると画面サイズが2倍ほど違うことになる。
それくらい「iPhone」の大きさは変わっているのだ。
iPhoneの画面サイズを比較「iPhone4」シリーズ
次に「iPhone4」シリーズだ。
この頃から「iPhone」の地名度がどんどん上がってきた。
当時ガラゲーが主流だったがスマホに置きかわりつつある時代だ。
スマホ黎明期を勝ち抜いてきたスペックをご覧あれ。
商品名 | iPhone 4 | iPhone 4s |
画面サイズ(インチ) | 3.5 | 3.5 |
画面解像度(ピクセル) | 640×960 | 640×960 |
画像解像度(ppi) | 326 | 326 |
実は画面スペックだけを比較すると「iPhone 3G」シリーズとそこまで大差が無い。
その他のスペックが高くなった時代。
iPhoneの画面サイズを比較「iPhone5」シリーズ
次に「iPhone5」シリーズ。
ここから画面の規格が上昇する。
商品名 | iPhone 5 | iPhone 5s | iPhone 5c |
画面サイズ(インチ) | 4 | 4 | 4 |
画面解像度(ピクセル) | 1,136 x 640 | 1,136 x 640 | 1,136 x 640 |
画像解像度(ppi) | 326 | 326 | 326 |
数字的にも「iPhone5」シリーズが最新型の半分程度だろうか。
発売は終了したが、まだ中古では人気のあるシリーズだ。
ただ「iPhone5」シリーズくらいになると流石に対応していないアプリが多くなってきているのも事実。
時代の流れは早い。
iPhoneの画面サイズを比較「iPhone6」シリーズ
次は「iPhone6」シリーズ。
このシリーズから登場する「Plus」の性能は高い。
以降「iPhone8」まで続くシリーズだが、どのシリーズにおいてもハイスペックで作られた機種。
しかしそれも今や過去のもの。
時代だ。
商品名 | iPhone 6 | iPhone 6 Plus | iPhone 6s | iPhone 6s Plus |
画面サイズ(インチ) | 4.7 | 5.5 | 4.7 | 5.5 |
画面解像度(ピクセル) | 1334 x 750 | 1920 x 1080 | 1334 x 750 | 1920 x 1080 |
画像解像度(ppi) | 326 | 401 | 326 | 401 |
「iPhone6」はまだまだ現役でいける規格を十分に備えていると思っている。
ただ商業とはアップデートしなければお金にならない。
お金にならない機種とはつまり「引退」なのだ。
iPhoneの画面サイズを比較「iPhoneSE」「iPhone7」シリーズ
今回の「iPhoneXs」シリーズが登場したことによってお払い箱となったのがこのシリーズ「iPhoneSE」シリーズ。
(「iPhone7」シリーズはまだまだ現役)
ハイスペックな規格は既に前シリーズから継続されている。
「iPhone7」シリーズと並べてみると引退を惜しまれている「iPhoneSE」が少し劣っている感じ。
商品名 | iPhone SE | iPhone 7 | iPhone 7Plus |
画面サイズ(インチ) | 4 | 4.7 | 5.5 |
画面解像度(ピクセル) | 1,136 × 640 | 1,334 x 750 | 1,920 x 1,080 |
画像解像度(ppi) | 326 | 326 | 401 |
まだ現役の「iPhone7」シリーズは規格でまだまだ勝負できる。
ただそうは言え、時代の流れが早い「iPhone」の世界では厳しい。
この流れで行けば来年が引退か。
iPhoneの画面サイズを比較「iPhone8」「iPhoneX」シリーズ
最後はまだまだ記憶に新しい「iPhone8」と昨年発売された「iPhoneX」シリーズ。
スペックを比較すると「iPhoneX」かなり強力なのがわかる。
頭一つ飛び出している。
商品名 | iPhone 8 | iPhone 8Plus | iPhone X |
画面サイズ(インチ) | 4.7 | 5.5 | 5.85 |
画面解像度(ピクセル) | 1,334 x 750 | 1,920 x 1,08 | 2,436 x 1,125 |
画像解像度(ppi) | 326 | 401 | 458 |
最後に並べた「iPhone8」と「iPhoneX」シリーズ。
やはり強い。
スペックが高いので新機種と渡り合えると思われるが、それでも「iPhone8」は「iPhoneXs Max」と比較すると本当に小さく見える。
これが実力なのか。
ここまで「iPhone」を一覧にして並べてみたが、サイズは大きくなっていることがわかる。
しかし、ポケットサイズという概念よりタブレットに近い方がやはりいいのだろうか。
またAppleは時代を作っている感じが凄い。
Macbookもそうだがとにかく高額なのである。
高級志向のスマホである。
ここが「iPhone」の強みであり「Android」との差別化である。
だが、わたしは「iPhone」派であるが高級志向では無い。
そんなユーザーは「iPhoneSE」をまだ使ってあげるのもいいのかも知れないな。
今日も良い1日を。